王義之と日本の書
九州国立博物館で開催中、王義之と日本の書展を見に行った。書の展示を見るのは初めてだったので、難解だったなあ。
見に来ていた方は恐らく書を嗜むかたが多く、前で見たり、下がって見たり、熱心に観覧していたのが印象的だった。
擬宝珠に刻まれた我が子への想い。
伊達政宗の書状。こうして書を見ると、何となく身近に感じる気がする。遠近感つかむために書き出しの文字が大きいらしい。
信長、淀殿の書状もあり。
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文化交流室の展示は、文化財レスキューに関するもの。人命、インフラが第一なのは当然のことながら、こうした地域の歴史に関わる大事なものが失われないようにするのも、必要なこと。
江戸期、明治期の地震の記録も。こうしたものを残して伝えていかなくてはいけないなと思った。明治期の記録は生々しかったよ。
個人宅からレスキューされた甲冑は、細川家より預かった品で、証文と一致する唯一のものらしい。